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3, 坂本 様
「秩父のクリス・ホルム」
店長お気に入りのコーナー「Style」
第3回はトライアルな方をご紹介!
宮地@店長(以下:宮)/
どういった経緯で自転車に興味をもたれましたか?
坂本さん(以下:坂)/
自転車、トライアル(以下TR)に興味をもったのは、小学校4,5年生の頃、父親が買ってきた一輪車がきっかけ、14インチモデルでスポークホイールの結構しっかりしたつくりのものでした。
宮/ なるほど、原体験てやつですね。
坂/ 乗れるようになるまで3ヶ月くらいかかったけど(たぶん)、だんだんジャンプしたり、山の斜面を駆け下りたり、TRっぽく乗るのが好きになって、その当時は真剣にプロになろうかと考え、夢中で乗ってました。
中学校に入ってからは乗らなくなったけど、それから十数年、25、6歳の頃、『evolve』というビデオでクリス・ホルムが一輪車でTRやっていたのを見て衝撃を受けた。自分もたまらなく一輪車に乗りたくなって、タカハシサイクルさんへ向かいました。(笑)
宮/ おお!クリス・ホルム!!カナダ・ノースショアのキレてる一輪車ライダーですね。 橋のらんかんを走っちゃったり、ダウンヒルしたりーな。
いままで当店にて二台の一輪車とモンティのトライアルをお買い上げいただいてますが、それぞれのご紹介とご説明を。
坂/ 一番よく乗るのはミヤタ、TR専門で乗っています。 プロファイルはもともとTR用に購入したんですけど、とにかく重くて・・・、今は専らダウンヒル(以下DH)に使っています。(ここでいうDHとは本格的なDHではなく、にわかDH、丘くだり?といった感じのものです)
モンティは一輪車だけでは飽きるから(ものすごく不純な動機ですが…)買いました。
でもプロファイルやモンティに乗って、身に付いた感覚っていうのもあります。一輪車TRというのはとにかく『静』の動きしかないんですよね。二輪車TRでいうならウイリーにダニエルといった感じ、『静』の動きのなかでバランスをとるみたいな。
ところが、一輪車DHは『動』の動きの連続で、その中で積極的に体重移動してバランスをとる感じ、二輪車TRもマニュアルやバニーホップの様に『動』の感覚がある。こういう感覚っていうのは一輪車TRでは、ほとんど味わえないと思います。(たぶん…)
だから、一輪車DHや二輪車TRはすごく勉強になるし楽しい。(そんなこと言えるほどの腕ではないんですけど)
ただ一輪車はその構造上ペダルを漕がないと前に進まないので、その辺りが二輪車と大きく違うところだと思います。ブレーキも脚力のみだし、一輪車DHは結構つらい面もあります。
宮/ ・・・でしょうねえ(笑)なにせ止まんないですからね(笑)
では、 それぞれの愛車の気に入ってるトコ・気に入らないとこは?
坂/ ミヤタは軽いところが気に入ってます。ほとんど重さを感じないので体の一部の様な感じです。でも、すぐパンクする。60〜70cmくらいのステアケースでも降り方が悪いとパンクしちゃいます。
反対にプロファイルは重いんだけどめちゃめちゃ丈夫、最近タイヤを替えたせいもあってますます安定感が増しました。乗り心地も最高!おそらくこんな一輪車乗ってるのはクリス・ホルムと私くらいだと思います。でもペダルが横に大きくでているので、急な斜面を降りるとき体を横に向けると、ペダルが斜面に当たってしまうのが怖いですね。
モンティは雑誌を見てスタイルがとにかくかっこよかったので『これしかない!』と思って買いました。アルミだから軽いし、錆びにくいし。
でも買ってみてやっぱり外国車は大変でした。まず納車までに1年くらいかかりましたし…(笑)
部品の使い回しがきかないし・・・、でも好きで買ったので気に入ってます。手がかかる分愛着がわいてきます。
宮/ ホント、モンティではご迷惑おかけしました。だってモンティ・ジャパン仕事しないんだもん・・・・グス(泣)
宮/当店をご利用いただいていかがでしたか?
坂/ タカハシサイクルさんを選んだのは、初めから決めていたからです。その当時は中町店だったけど店の展示車が充実してたので、この店ならと思いました。
一輪車でTRだから初めはなかなか店長さんに理解してもらえなかったけど、今思うとやっぱりタカハシサイクルにしてよかった。店長さんは親切で丁寧だし、信頼できる。やっぱり自分ひとりではメカや専門的なことは分らないので、自転車ライフを続ける上で、信頼できるお店選びは重要なことだと思います。
宮/ なんだか恐縮してしまいますね。
坂本さんに初めてご来店いただいた時、「一輪車でトライアル?そんなのあるのかなあ?」と自分にも未知の領域でした。 しかし、調べてみるとこれがまたずぶずぶに深かったのであります。
これからも坂本さんのトライアル・ライフをお手伝いできればと思っております。
MONTY/X-LITE231Disc
スペインのブランド・モンティ。 トライアル世界チャンプをかかえたトップ・ブランドです。
フレームはモチロン、ホイールまでも独自設計で「勝つ」為だけに作られた恐ろしく本気なモデルです。
フロント・ディスク、リア・油圧ブレーキ、アルミフレーム、コンパクトチェーンリングなどで固めています。
MIYATA/一輪車24吋
坂本さん、最初の一台。
まだプロファイルなどの存在を知らなかったため既存のモデルを改造していました。
タイヤをダートジャンプ向けIRC・サイレンにしてクランクを旧・XTにしています。
坂本さん曰く、かなり違いがでたそうです。さらにタイヤ内にリム打ち防止のベルトを装着しました。
サドルは同社製。これが中々いいんだそうです。
ペダルは丸型で路面とのクリアランスを考慮したモノをチョイス。
フレームがハイテンで強度などはクロモリに比べ低いですが何より軽さが魅力。
シンプルな造りって強いんですね。
PROFILE Racing/UNI-CYCLE24
坂本さんが2台目の一輪車ということでオーダーを考えられました。 「軽くて強い」この要望にこたえられるのはクロモリ材だ!と考え、大御所・東洋フレームさんに相談をもちかけました。結果は軽さに限界がある、と難色。 そんな時仲介の問屋さんがサンプルのサンプルで一台のみすごいのをもってるというではないですか! それがこのプロファイル社製ユニサイクル(一輪車)です。
プロファイル・レーシングはレーシングBMXの老舗。 ワンピースクランクなどは伝説的な一品として非常に有名ですな。
そんな会社が洒落で作ったのがこの一輪車。
フレームは4130クロモリ。恐ろしく頑丈ですが中々どうして軽いのです。 飛び降りたりするのに、クロモリのしなやかさは有効ですよね。
すごいのはフレームだけじゃあないのです。
見よ!このハブ周り!! 既存の一輪車とは全く異なるオリジナルのハブじゃーあーりませんか! すげーよ!!
シールド化された美しい削り出しハブはそれだけで芸術品ですね。
クランクはモチロン3ピース。
リムはDHで人気のSUNリム。ダブルウォールリムで丈夫すぎ(笑) タイヤは新調したARROW RacingのLITE
BITE24×2.5です。バリバリのDHタイヤなのですな。
そしてコレ!シートポストが標準でトムソンなのですが、愛用のミヤタ製サドルがヤグラの相性が全く無かったためチカラづくに(笑)
なんともゴージャスであります。
日本には2台ほどしか存在しないこの一輪車。
坂本さんの欲望を満たすまさに‘重戦車‘なのです。
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